ついにdayafterdesignsの公式Webサイトをリニューアルいたしました。
開業してすでに2年という月日が流れ、今年の12月で3期目に突入します。
その間、たくさんの方に巡り会い、たくさん勉強もさせていただきました。
地元で開催される交流会やセミナー(さぶみっとオフ会、WordFes、WordBenchなど)に参加するようになり、
勉強のつもりが、お仕事をたくさんいただけるようになってきました。
やはりきっかけを与えてくれたのは、
WordPressとレスポンシブWebデザインだったのです。
3年前は、レスポンシブWebデザインを促している媒体や制作会社も少なく、手探り状態でしたが、
Googleが推奨するようなことを発表すると、瞬く間に広がっていきました。
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そんな中、レスポンシブWebデザインの可能性をもっと引き出そうと考えたのが、
モバイルファーストの考え方でした。
dayafterdesignsの提唱するモバイルファーストとは、
スマートフォンやタブレット端末からサイトを設計していこうとする考え方です。
各メーカーから販売されているAndroid端末やiPhone、iPadの液晶サイズ、すべてに対応し、最適化するのは、
レスポンシブWebデザインの特徴ですが、
スマホ、タブレット、PCブラウザで同一ページにアクセスしたときに、ユーザーエクスペリエンスが高くなるように設計しようとする考え方です。
いくらレスポンシブWebデザインで作ってあるからといって、
レスポンシブならではのデメリットである、画像が小さくて見えない、ファーストビューが適切ではない、ボタンが押しにくいなどであっては、マルチスクリーン対応した意味がありません。
このようなデメリットをメリットに変えるために、モバイルファーストで設計しようと考えています。
ユーザーがショッピングサイトで買い物をするとき、
スマホ、タブレット、PCと同じ情報でないと購買意欲が低下する傾向にあります。
朝通勤時にスマホでチェックし、会社の昼休みにPCで確認し、帰宅後タブレットで購入を決定するというようにシーンに合わせた購入方法が提案できなければ離脱の原因となります。
そのとき、モバイルファーストの考え方で制作した、ECサイトの場合、朝通勤時にスマホでチェックした内容が乏しく、画像も小さすぎて見えない、ボタンが押せない、といったことがあると、購入意欲の低下により機械損失を招く恐れがあります。
いつどこにいても(もちろん通信速度にも配慮)サイトへアクセスしやすくしていくことで、
ユーザーエクスペリエンスを高めることができます。
それが、dayafterdesignsの考えるモバイルファーストの定義です。
リニューアルしたWebサイトはモバイルファーストの考え方で設計し、
液晶画面の小さなスマートフォンでも見やすいように制作しています。
そんな細かい設計ができたのは、WordPressのテンプレートを開発したバズ部さんのおかげでもあります。
ゼロからの開発もよかったのですが、
時間とコストの面からも、避けたかったので、
オープン化されていたバズ部さんのテンプレートを使わせていただいています。
ソースコードを見ると、
ランディングページが作れたり、
コールトゥアクションができたりと便利だったのですが、
そのあたりの機能はまたおいおい使っていけれたらなぁと思います。
そんなこんなで、
まもなく3期目に突入するdayafterdesignsを今後ともよろしくお願いいたします。